人と比べて落ち込むあなたへ

この記事は以下音声をテキストにした記事になります。

 

#314 人と比べて落ち込むあなたへ

 

今回は「嫉妬しなくなる考え方」についてお話していきます。

 

 

私はたぶん、人に対して

嫉妬っていう感情をあんまり持たない方だと思います

 

なぜそれが分かったかと言うと

周りの人があまりにも

「あの人は〇〇ができて、この人は〇〇ができるけど自分にはできない」

とかって言って落ち込んでいる様子を多く見かけるから

 

私は誰かを見た時に

「すごいね」とか「羨ましいですね」って言ったりはするけど

「その人になりたい」とか

「この人が妬ましい」みたいなことは

全然ないんですよ

 

なぜそう思ってるかについてお伝えさせていただきます

それがもしかしたら

「嫉妬しなくなる考え方のヒント」になるんじゃないかなと思いました

 

 

 

私はどういうふうに考えてるかって言うと

まず、世の中には

「自分の力でなんとかできるものと、なんとかできないものがある」

と思っています

 

 

例えば

私ももっと綺麗に生まれたかった

美人に生まれたかった

可愛く生まれたかったとか

もっと華奢に生まれたかったとか

あるかもしれないんですけど

できる範囲とできない範囲がありますよね

 

現代の医療では整形で

ある程度変えたりはできるけど

本当に根本の部分全てを変えることって

できないと思うんですよね

 

 

ここまでならできるけど

これ以上は出来ないっていう範囲があると思うんですよ

逆にそこまでしたくないっていう気持ちとか

 

 

私は確かに華奢ではないので

華奢な人が羨ましいとか素敵だなぁとか可愛いなって思うけど

そういう風に生まれてないっていうのも自分で理解しているので

いいなーと思うけど

妬ましいとかは、無いんですよ

 

だって

そういう風な体型・体重で生まれてきたじゃんとか

こんな骨格で生まれてきたじゃんというのがあるから

 

それはどうしようもないことだから

「どうしようもないことは受け入れるしかないな」

って思っています

 

 

もしかしたら

例えば、華奢になりたいって言ってね

骨を削れば華奢になれるかもしんないけど

そこまでしたいかと聞かれたら

したくないんですよね、別に

 

そういう諸々トータルすると、

もうどうしようもない事っていうふうになってくるんですよね

 

 

そんな感じで

「あの人は気配りができるのに私は全然できない」とか

「あの人はすぐ動けるのに私はいつももたもたしてる」とか

なんかあるとするじゃないですか

 

で、自分で気をつければなんとかできるって言うものに対しては

ベストを尽くせばいいと思うんですよ

 

ただ、

間違えちゃいけないのは

自分っていうのが、どういう仕様でできてるかっていうことです

 

例えば

軽自動車みたい作りの人と

スポーツカーみたいな作りの人もいるわけですよ

 

何をしても全然疲れ知らずで元気に動き回れる

バイタリティの塊みたいな人もいれば

ちょっと動いただけですぐ疲れてしまうよ

みたいな人もいると思うんですよね

(うちの息子とかそれに当たるんですよ

疲れやすいのであんまりで長時間遊べないんです

 

だから、そういう人が

気合いや努力でなんとかしようとしないっていうのもすごく大事です

 

努力できて、努力するのが好きで、努力に耐えられる体だったらいいんですけど

 

そんなに耐えられないと

本当にメンタルを壊したりとか

逆に無気力になってしまったりっていうのあるので

自分を見てあげることが大事かなと思っています

 

 

目指すと逆に不幸になる方向性ってのもあるかなって思うんですよ

 

なんかそういうの考えると、結局

今の自分だけでどうにかできることと

どうしようもない事っていうのがあると思うので

 

どうにかできることに対してのみ

どうにかしてみようとすればいいと思うんですよね

 

そして、どうにもならないことはどうにもならないんだと

受け入れておけばいいって思うんですよね

 

 

自分の持っているカードとか

自分の持っている材料で

今の自分ができるベストなことをやることができれば

それなりに満足できると思うんですよね

 

他の人ができることを自分もできるようにするっていうよりは

自分っていう素材を活かして

最大限に使ってることの方が大事だと思うので

 

 

人にはそれぞれの仕様があります

 

いろんなことができる

すごく早く走れるスポーツカーみたいな仕様の人は

色んなことやったらいいと思うんですよ

 

スポーツカー仕様の人がノロノロ走ったりすると

それはそれで自分を活かせてないなって思って

落ち込んだりするかもしれないし

 

軽自動車仕様の人がF1の道路とか走ると

怖かったり、もう走れませんって

なっちゃう可能性もあるんですよ

 

そこはちゃんと自分を見てあげましょう

 

 

全ての今を好転させる鍵っていうのは

他者にはないです

自分の中にしかないいです

 

だから人と比べがちな人ほど

見るべきは自分ですね

 

そうすれば

誰かを妬むこととかに時間も使わなくなりますし

自分の事を責めなくなるんですよね

 

何かした時にできなかったってよりも

私はやりたくなかったんだなとか
本当はこういうことをしたかったのかもなとか

そういうことに気づけただけでもいいんじゃないかなって思うんですよね

 

 

なにかできないことを

自分を責める材料にしたりとか

自分を苦しめる材料にする必要はありません

 

そういうことをしていると、人と関わるのが本当苦しくなっちゃうんで

 

 

だから私も

鏡見て、もうちょっとこういう風になったらいいなとか

自分の性格を目の当たりにした時に

なんて優しくないやつなんだとか

色々思うことはもちろんありますよ

 

あるけど、それが自分なんだからしょうがないですよね

 

私はこういう性格なんだからしょうがないでしょみたいな感じに開き直るっていうよりは

 

自分のベストを尽くした上で

今の私にできるベストってこれなんだなっていうのを

示していけばいいと思うんですよ

 

だから決して偉そうにするっていうことではなくて

自分というのを理解してそれを使っていくっていう

本当ただそれだけですよね

 

そこに対して落ち込みなんていらなくて

自分を喜ばせるために自分のことを使って

自分を見てあげたらいいと思います

 

 

あとは

疲れてる時にちゃんと休ませてあげることが大事です

疲れてる時に「もっとやらなくちゃ!」って

思わないことですね

 

私は仕事で疲れたら、何もしないですよ

だって疲れているんだもん

 

だからいろんな人の悩みとか沢山来てもね

それは優先順位付けますよね

 

だって自分が大事なんです

 

他の人の悩みに回答してて

そんな自分が不幸だったら意味ないじゃないですか

 

自分を救える自分でいるためにも

自分がちゃんと自分を整えてあげること

ご機嫌にしてあげること

 

そういうことをやっていくといいんじゃないかなと思います

 

 

本日は以上です。

 

それでは、またー!