この記事は以下音声をテキストにした記事になります。
今回は「お金を稼ぐ人の考え方」についてお話していきます。
世の中には「提供する側」と「提供される側」の2種類の人がいます。
これは資本主義市場で見た場合に、2種類の人に分かれるっていう形になります。
お金をいただいて何かを提供する側と
お金を払って何かを提供してもらう側の2つに分かれます。
これはどっちがいいとか悪いとかではなく
どっちか片方だけにいつも寄ってるっていうことでもないです。
私で言ったら、自分でビジネスをしているので
人に提供することもありますし
自分がお金を払って何かを提供してもらうこともあります。
お金を稼ぐ側になるっていうのは
どういうことかというと「提供する側になる」っていうことなんですよね。
そちら側にいくっていうことを知っておいてほしいなって思います。
例えば、メルカリだと「出品する側」と「購入する側」の2つに分かれると思います。
お金を稼げない人はどう考えるかっていうと
ほしいものをより安く手に入れたいというふうに思うわけですよ。
これは当然の考え方だと思うので、それ自体が悪いっていうことじゃないです。
提供する側は、提供するものを少しでも高く売りたいと思っています。
高く売りたい人と安く買いたい人のお互いの最適点が
一致したところが取引価格になるっていう考え方なんですよね。
お金を稼げない人っていうのは
どうやったら安く手に入れられるかっていうことしか考えていません。
つまり提供する側に回ろうとしないということです。
お金を手に入れるっていうことを自分の支払う分を少なくて
少しでも残そうっていう考え方でいるっていうことですね。
対してお金を稼ぐ人は自分が出品できるものを探して
それをお金にしようという考え方になります。
メルカリで本を出品することを例に、お話ししたいと思います。
新刊が出た場合、提供される側の人は
新刊が安い金額で出てくるのを待っているっていう感じです。
提供する側は何を考えるかっていうと
どうせほしいんだったら、とりあえず新品で買っちゃって
それを高く売った方がいいんじゃないかっていうふうに考えるんですね。
例えば、その本が1500円だったとします。
その本をメルカリで買う側は
早く出てくれないかな、少しでも安くならないかなって待っています。
お金を稼ぐ側っていうのは、まず1500円で買っちゃって、読むんですよ。
新刊なので、早めに出した方が値が高くつくだろうということで
早く読んで、さっさと出しちゃうわけです。
仮に1500円で買った本であっても
1回読んだだけだと汚れてなかったりするので、1300円で出せると思います。
1500円で買うよりも1300円で買いたいって人もいるから
売れると思うんですよね。
実際、メルカリ側で手数料を引かれたり
発送の金額がかかったりしても
自分の手元に1000円残るわけじゃないですか。
ということは、1500円で買ったものに対して
手数料とかをもろもろ払っても1000円の収入があるので
500円でその本の知識を手に入れたっていうことになるわけですよ。
買った側の人は、少しでも安く買えたって思うかもしれないし
本は手元に残るけど、1300円で買ってるっていう形になるわけですよ。
さらにメルカリに出品した側の人は
今度はその本を読んだ中で自分が印象に残ったこととか
学んだことを自分のブログとかにアウトプットして
そこに「ここから買えますよ」みたいな感じで
Amazonとか楽天のアフィリエイトのリンクを貼ったとします。
そのリンクを通して、商品を買ってくれた場合
その本の金額の何%かが入ってきたりするわけですよ。
実際、私自身もアフィリエイト目的ではないですが
この間ブログ上で本を紹介したら
そこから何人かが買ってくれて、何百円かのアフィリエイト報酬が入っていました。
本気でアフィリエイトをすれば
500円ぐらい稼ぐことってできると思うんですよね。
そしたら、本を読んで知識を手に入れたのに、お金を全く払っていないという形になります。
なんならその本の知識は、自分の中に残っているわけで
プラスアルファで考えると、ブログとかに知識とか印象に残ったことも残していますよね。
そのアウトプットを読むことで
何度も思い返すことができるし、その学びはずっと使うことができます。
こういう感じで、お金を稼ぐ人っていうのは
とにかく自分にさっさと仕入れちゃって、パワーアップして
そこから学んだことで、またお金を得るっていう考え方になります。
逆にお金を稼げない人っていうのは、いつまで経っても
「どうやったら安く手に入るか」とか
「どうやったら自分に有利な形で手に入るか」みたいなことを考えていて
結局時間っていう大事な資産をずっと垂れ流しにしていたりとか
実際自分がチャレンジしていないので
買う側にしかなれないってことですね。
お金も増えないので、なるべく減らさないように使う
みたいな感じのループに入っていくということです。
お金を稼ぐ人っていうのは、何を仕入れても
それを仕入れた以上のものに変えることができるし
何よりもさっさと行動するんですよね。
本とかも最初に手に入れて
その後売っちゃった方が高く売れたりするわけですよ。
自己投資の講座とかも基本的に最初の方が金額は安めに設定されることが多いです。
人気が出てきたら、どんどん価格が上がったりとか
昨今の流れだと物価高になって
どんどん金額が上がるっていうこともありますので、すぐ買った方がいいですね。
資産となるものは価格がどんどん上がっていく傾向になりますので
「いつになったら安くなるんだろう」って待ってるよりは
さっさと買った方がいいっていう感じですね。
これがお金を稼ぐ人の考え方になります。
お金を稼ぐ人はすぐにやるし、仕入れもすぐにしますよね。
もしその仕入れがあんまりうまくいかなかったとしても、そこであまり気にしないです。
失敗したとしても
人生レベルで考えたらほとんどの場合はたいしたことはないので
次から次にパワーアップして
自分の血として肉として活かしていくっていう感じの考え方になります。
だから、いつまでも「安くならないかな」とか
「他の人の様子はどうなんだろうな」とかって見てる人とか
「誰かがやり方を教えてくれたらやるのにな」みたいな感じを持ってる人っていうのは、いつまでたってもお金を稼ぐ側にいくことはできないです。
「まずやる」とか「すぐにやる」みたいなことを大切にしてみるといいんじゃないかなーと思います。
本日は以上です。
それでは、またー!