日本が安くなりすぎている

この記事は以下音声をテキストにした記事になります。

 

#582 日本が安くなりすぎている

 

今回は「動かないことがリスク」というお話をします。

 

先月のバリ旅行、今月の台湾旅行で思ったことです。

 

台湾は日本よりも安いと思っていたのですが、そんなことはないです。

日本の方が安いです。

 

地元の朝ご飯を食べるのに1000円でお釣りが来るかなと思っていたら

全然足りなかったですし、1500円位かかりました。

 

昨日のディナーも飲み物はジャスミンティーをシェアして

普通に食べただけなのに、8000円位しました。

日本で食べたら6000円位のイメージだったので、

日本よりも少し高いなと思いました。

 

セルフサービスのカフェでも4000円以上のお会計でびっくりしました。

 

試しに台湾ドルと日本円のチャートを見てみたら

1台湾ドルが5年前3.5円位だったのが5円までになっていました。

 

そもそも為替レート的に日本円が弱くなってるのに

台湾の物価が上がっているということで

ダブルパンチで高くなったのでしょう。

 

ハワイなどは高くていけないという話は聞きますが

台湾とかは物価がそんなに高くなってるというイメージがなかったのに

台湾ですらこれなんだと思うと

日本って本当に安いんだなというふうに思いました。

 

普通にご飯食べて暮らしていたら、

台湾の方が生活コストがかかるんじゃないかな?

 

まだまだ旅行も行けるとは言え

台湾旅行で旅費(宿泊費と滞在費)で家族3人で35万円くらいかかったような。

 

旅行代というより現地で使うお金が増えたかな。

 

昔、私が独身の時はホテルと往復航空券がついて

一人5万円位で行けたと記憶していますが

それと比較すると本当に高くなりました。

 

日本は物価が高くなったのに、それに見合うほど給料は上がりません。

 

日本人の「値上げしないマインド」というのは

日本の発展を阻んだんだなというふうに感じました。

 

吉野家の牛丼の価格を基準に考えると

日本の物価の上がり幅が少な過ぎるなと思いますよ。

 

日本の物価が上がらなければ給料が上がらないのは当たり前。

 

社会保障費が高くなれば手取りが少なくなるのは当たり前で、

暮らしが辛くなるのは当然の流れです。

 

「お金ください」というのが言えないことは罪なんだなと思いました。

 

日本人は、何か相手に対して良いことをした時に

「お金ください」というのを言えないですし

投資マインドがないんですよね。

 

限られた予算の中で何とか生きていきましょうという考えで

良く言えば堅実ですが、悪く言えば発展性がないと言えます。

 

発展する時というのはリスクを取るのは仕方ないのですが

そういうのを避け続けた結果

今の日本があるんだなと思いました。

 

私はずっと昔から金融投資をやったほうがいいという話をしてるんですけれど

損するとか、しないのレベルの前に

まず物価の上昇に負けないということが大事ですし

為替レートが円が弱くなっていることに負けないという意味でも

投資をしないと逆に価値が目減りしますよと伝えたいです。

 

価値が目減りするというのは

これまで100円だと思ったものが

50円の価値しかなくなってしまうということです。

 

1000円で買えてたものも今は2000円出さないと買えなくなってくるので

それに負けないためにも金融投資というのは必要だし

その辺りのリテラシーが少なかったり

 

そもそも、お金に関しての認識とか

働くことに対しての認識というのが

日本人は歪んでるんだろうなと思いました。

 

我慢して嫌なことをしてお金をもらって

辛いことをしてもらったお金だからなるべく使わないようにし

他人にもあげないということをしているから

広がらないのでしょうね

 

真面目に生きてきた人ほど苦しい時代になってきたのかなと感じました。

 

だから改めて

私はビジネスをしていて良かったなと思ったし

金融投資をしてきて良かったなと思ったし

自分の周りからにはなりますが

そういう人たちをもっともっと増やしていきたいなと思いました。

 

生きやすさは格段に違います。

ますます自分の活動にも気合が入りますね。

 

本日は以上です。

 

それでは、またー!