エネルギーと体力は別物です

現代人は疲れています。

 

家事も多くが機械がやってくれるようになり

連絡もメールやSNSでリアルタイムでできるようになり

買い物もネットでいつでもできるようになり

バス、電車、飛行機などでどこでも行けるようになりました。

 

しかもそれは特別な人だけの特権ではなく

誰もが利用できるもの

 

便利

 

とにかく便利な時代になりました。

 

昔よりも圧倒的に便利に快適に暮らしていけるような環境が整っているはずなのに

現代人はいつも忙しくしており、かつ疲れています。

 

世の中をさらに便利にするために

いつまでも働き続け、いつまでも疲れが取れないという不思議な現象が起きていたりもします。

 

そんなわけで脱OLした私のもとには

どうしたら疲れないように生きていけるか?という相談が来たりします。

 

相談に来てくれる方は

自分は体力がないのではないか?

年齢のせいか?

と考えたりするようですが、それだけではないと思います。

 

疲れている人って

ほとんどがエネルギーがない状態なんですよね。

 

体力じゃなくて、エネルギーがないんです。

 

実際のところ、あまり体力がない人でも

エネルギーさえあれば何とかなっちゃったりしますからね。

 

平日仕事で疲れて土日は寝てばっかりの人だって

大好きな人とのデートなら張り切って行けちゃいますから。

 

じゃあ、なぜエネルギーがないかと言うと

自分のやりたくないことをやっているからです。

 

同じ仕事でもイキイキできる人と

ものすごい疲労を感じながらやる人がいます。

 

それってやりたいかどうかの違いなんですよね。

 

自分がやりたい!!と思ってやっていれば

いわゆるナチュラルハイな状態になります。

疲れているはずなのに、それを感じないようになったりします。

 

反対に、自分の意思で選択をしていないことだと

常にどこかに「やらされている感」があります。

 

それが疲労になるんです。

 

なので、とにかく疲れているという人は

やらされている感のあるもの=やりたくないことを

少しずつ減らしていくようにするといいと思います。

 

仕事であれば

出たくない会議に出ない

行きたくないお客さんのところに行かない(笑)

やりたくないことをあらかじめ上司に伝えておく

 

人間関係であれば

一緒にいると疲れる人と会わない

守れない約束をしない

無駄に群れない

 

など、自分にとっての「疲れそうなこと」を

とことん排除してみるといいと思います。

 

その時のポイントは

倫理的にいいか悪いかでジャッジしないこと。

 

犯罪を犯すようなことでなければ、やってみましょう。

 

その結果、仕事が変わったり付き合う人が変わることもあるかもしれませんが

イキイキと生きていくためのステップだと思うようにしましょう。

 

どうせ明日も生きていくなら

死んだように生きるのではなく、イキイキと生きていきましょう。

 

お金や体力などのリソースを考える前に

自分の中のエネルギー量を意識してみるといいと思います。

 

元気があれば何でもできる

 

本当にそうですね。

 

それでは、またー