この記事は以下音声をテキストにした記事になります。
今日のテーマは
「無駄だと思えることこそが豊かさになる」
という話をしていきたいと思います
私自身、効率よくとか、あまり無駄がないように
みたいな感じで物事を考えがちです
その考え方ももちろん必要なんですけど
生活全てがそれだと
何のために生きてるか分からなくなるんですよね
自分でやっていることを
なるべく無駄なく効率よくしようとして過ごしていると
人生は何のためにあるんだろうか
みたいな感じになっちゃじゃないですか
効率よく死んでいくために生きている
みたいな感じになっちゃうと
やっぱり面白くないなって思うので
例えば私は
ホテルステイとか旅行とか結構好きなのでやりますし
そういうとこにお金を使ったりします
これってね、他の人から見たら、
なんでそんな必要じゃないことに
お金をかけるの?時間を使うの?
って思われるかもしれません
当たり前なんですが、自分の家もあるし
極端な話、旅行って
行って帰ってくるだけじゃないですか
全国各地の食べ物とかも取り寄せも出来ますし
そんなに自分の時間とかお金を使ってやることではないと
考える人もいるかもしれないんでしょうが
それこそが豊かなんですよ
「あえてそれをやる」って言うのは
全部豊かさにつながってるんですよ
ブランドバックとか
靴とか服とかもそうだと思うんですけど
高級なものであればあるほど
機能性ってなくなっていくんですよ
その服を着るのにすごい気を遣ったりするし
バッグも意外と重いとか
意外と持ちにくかったりとか
バッグに気を遣わなきゃいけないんですよ
だから
それを「無駄か無駄じゃないか視点」で見たら
もっと楽な格好〜とかもっと機能的な〜
みたいな感じになっちゃうけど
でも、みんなそんなの求めてないんですよ
それは経験した上での
あえての無駄を経験したいってことなんですよ
子育てなんかいい例ですよね
効率良く生きていこうと思ったら
子どもはいない方が効率よく生きていけるんですよ
だって、行って欲しい方向へ行かないどころか
逆に行ったりするじゃないですか
泣いたり暴れたりするじゃないですか
こんなに疲弊させられてまでやるって言うのも
無駄以外の何ものでもないって感じなんですけど
でも
それこそが喜びであり豊かさなんですよね
この感覚を知っていないと
ビジネスとかも難しいです
なるべく効率よくとか
経済的にとかってやっていくと
サービスの単価ももっと安くなっていきますし
サービスももっと簡潔に伝えればいい
とかってなっちゃうんですよね
場所を楽しむ・空気を楽しむ
あえてこれまで無駄だと思ってやっていなかったことを経験してもらう
っていうのも含めてのサービスで
それを含めての豊かさなので
こういう視点を持っているかどうかっていうのは
結構重要です
必要なものだけ買うという人は
その次にはなかなか繋がらないんですよね
最終的に豊かさっていうのは
「無駄」です
これを知ってるか知らないかっていうのが
すごく大きいです
「私には必要ないです」
「私にはちょっと高いですね」
「それをやってる時間はありません」
みたいな感じに言う人をあえて相手にしない
とかってのも大事ですね
「無駄を楽しもう」っていう人を集めると
すごく楽しい場が生まれます
最終的に何か成果を手に入れたとかではなく
その過程だったり
手に入れた時に得られる気持ちっていうのを
とても大事にしてるんですよね
婚活のサービスとかしてる人だったら
ただ結婚してますっていう状態よりも
その人が幸せそうかどうかっていうのが
大事なんですよ
人っていうのは感情で動く生き物なので
その人のことが素敵だなっていうのを
機能とかスペック以外で思ってもらえるかどうかなんですよ
そのため無駄な経験をしてると思われるかどうか
っていうのがすごく大切なので
そういう視点をもって選択していくと
いつもと違う選択もできるかな
っていう気はしますね
本日は以上です。
それでは、またー!