残業しまくっていいことなんて一つもなかったよねという話

この記事は以下音声をテキストにした記事になります。

 

#249 残業しまくっていいことなんて一つもなかったよねという話

 

 

今日は「残業しまくっていいことなんて一つもなかったよ」というお話をしていきたいと思います。

 

今でこそ残業という概念もなくなりましたけど

会社員の頃、特に20代の頃は残業を結構頑張っていたんですよ。

 

一番やってた時っていうのは、夜中の2時とかまで残業してた時もありましたね。

多い時は一週間で15時間超え、一日にすると平均して3時間超えになるので、18時が定時だったら21時以上がスタンダードみたいな感じの生活をしてたときもありました。

 

21時って、慢性的に残業をしてる人には普通かもしれませんが

朝9時に会社行って夜9時過ぎまで働くって、よくよく考えたら超異常ですよ。

 

ご飯食べる1時間以外は仕事してるわけなんですけど

正直言って生産性なんてそんなないと思いますよ。

 

私が体感していったものになるんですけど、大体一日8時間働くのも相当なことですよ。

8時間ずっと集中なんてできないですよ、8時間勉強し続けろって言われてもできないじゃないですか。

感覚としては大体定時プラス2時間以上、10時間働いたら本当に使い物になってないですよね。

20時とか過ぎてからの仕事っていうのは、もうほとんど意味ないと思いますね。

ミスとかしまくって、次の日起きて朝出社してチェックしたら

10分ぐらいでその仕事ができたりするんですよ。

 

だからしっかり休まないと本当に意味ないなって思ってて

残業時間に酔っちゃってるだけなんですよね、これだけ頑張ったみたいな。

こなした仕事的にあんまり意味はないし、効率が悪すぎる。

 

でも頑張ることがいいと思って、とにかく仕事量をこなすには私が働き続けなきゃいけないと思ってて、効率も忘れて働きまくる

 

その結果自分が得たものって、多少の残業代とヘトヘトに疲れた体。

そのヘトヘトに疲れた体をなんとか戻そうとストレス解消に買い物をしたりとか、友達と愚痴ったりみたいな感じでね。

 

そういう時期も必要だったといえば必要なんですけど、使い方がよくわかってなかったんだろうなっていうのは今になって感じますね。

 

夫と「人生で一番忙しかった時期っていつぐらい?」って話したら

夫も10年ぐらい前とかが一番忙しかったって言ってて

私もそのぐらいが一番忙しかったかな。

 

夫は毎日11時とかまで残業してっていう感じで、もっと忙しかったんじゃないかな。

 

でも収入は今の半分とか言ってて、私も今の方が当時の何倍も稼いでるなっていうのはありますね。

 

単純に努力の方向性を間違ってましたよね。

ただひたすらに、がむしゃらに頑張って働けば

その努力はいつか報われるっていうふうに思ってました。

 

それしか知らなかったから、そういう頑張り方をして

「頑張ってるの偉いね」みたいなのに酔ってたところはありますよね。

 

頑張ってるのが偉いとかじゃないですよね。

大きな勘違いしてたなって、今となっては思うんですけど当時としては大真面目でした。

 

その辺って誰も教えてくれないので

自分の人生に何か不調をきたしたりとか

これおかしいなって思ったら自分で気づいてくしかないんですよね。

 

本当に大事なことほど教えてもらってないというふうに認識した方がいいかもしれないですよね。

 

だからやっぱり

「仕事とは何なのか」

「働くとは何なのか」

「自分を活かすとは何なのか」

みたいなところから真剣に向き合っていくといいですね。

 

30代とかって、何でも自分が知ってるような気になってわざわざ学ぶものじゃないと思ってたんですけど

 

私自身、今も自分の体験を通して学んでるし

人と話したりとか人の体験を聞いて学んだりしてます。

 

やっぱり学んでる人と学んでない人っていうのは

その後の人生の快適さだったり楽しさっていうのはもう全然違うものになってきますので。

 

そこはね、さぼっちゃいけないし、知った気になっちゃいけないってことですね。

私はもう何でも知っている、大人だから分かってるなんて思わない方がいいです。

大体そういうふうに言ってる人は分かってないです。

 

だから20代の頃の働き方を頑張って猛進してね、今もやらなくてよかったなって思います。

 

これで結婚して子供生まれたりしたら、いつもカリカリしてるような人になってたなって思います。

 

私は結婚して子供が一人いるとは思えないぐらいの快適な生活を送っています。

「疲れてる感全然ないね」ってよく言われるけど

疲れる方向に自分を持っていってないってことです。

 

疲れる働き方、大変な働き方で褒めてもらおう、認めてもらおうなんていうのは一切思ってないですね。

 

「自分にとってどうなのか」が大事で

周りからどう思われるとか一切関係ないですよね。

 

そういうところを極めていけるかどうかっていうのが

その人の人生を決めていくんじゃないかなって思いますので

ぜひそこから逃げずにしっかり向き合っていってほしいなって思いますね。

 

今の自分の生き方がすごく気に入ってるんだったら

それはそれでいいことですので、そのまま突き進んでいってほしいなーというふうに思います。

 

ただね、夫ともよく話してここは本当に二人で共通してるんですけど

 

「残業しまくっていいことなんて一つもなかったよね」ということでした。

 

 

本日は以上です。

 

それでは、またー!