学ばなくても生きていけるから

この記事は以下音声をテキストにした記事になります。

 

#485 学ばなくても生きていけるから

 

 

今回は「学びは楽しくなくちゃ続かないよ」というお話をしていきます。

 

「未来の自分のために」とか

「将来が心配だから」とか

「セカンドキャリアのために」とか

「選択肢を広げるために」とかで

学びに投資をしたり、実際に自分でやってみようって考えてる人は多いと思います。

 

それはそれでいい流れだと思うんですけど

結局のところは楽しくないと続かないんですよね。

 

「やっておかなきゃな」っていう気持ちでやることって、続かなくて。

 

ほとんどの人は、仕事があったり、家庭があったり

今のライフスタイルがある中で新しい学びを追加していくっていう形になると思います。

 

わざわざやることなので

つまらないことや苦労を伴うことってできないんですよね。

 

時間がないと言いつつ

YouTubeやブログ、インスタを何気なく見てたら

あっという間に時間が経ってしまったっていう人も多いと思うんですよ。

 

でもそれを見るのって、興味をそそられるものがあったり

時間を潰すのにちょうどいい感じのものなので

見続けることができるわけです。

 

だけど、仕事で疲れて家に帰ってきてから

「学びましょう」って言っても

それはなかなか難しいのでしょう。

 

学ぶこと自体はとてもいいと思うんですけど

「学ぶことと楽しみを一致させる」

っていうのが大事だと思うんですよね。

 

学ぶこととつらいことは一緒にできないし

学ぼうっていうよりも楽しもうと思って始めたことで

いつの間にか学んでいて

パワーアップしていたっていうのが一番いいんじゃないかな。

 

私も結構その辺は気をつけていて

学びっぽい学びは実は用意してなかったりします。

 

去年開講した「クマ流講座の始め方」は

ちょっと学びっぽい感じだったんですけど

それでもガチガチに作りすぎないようには気をつけてました。

 

他にもビジネスの学びだったとしても

普段の生活に活かせたり、人とのやり取りの中で使えたり

生きることに対して必要だったりするものであれば

すぐにはビジネスの実践では使わなくても

日常で使っていけるものとして、なるべく取り入れるようにしています。

 

こんな感じで、学びっぽい形にはしないようにしてますね。

 

自分が提供する時もそれは意識してるし

私が何か学ぶ時も、頑張らなきゃって思うものはやらないようにしてます。

 

今の生活も悪くはないから

自分が将来のためにと思って始めたことであっても

楽しくなければ続かないもので。

 

ベストではないにしても、最悪な状態ではないから

変えてないんですよね。

 

今の日本って、メンタルの面では病んじゃう人も多いですが

物質的な面で見ると生活できないレベルの人はそんなにいないと思います。

 

このスタエフを聞いてくれてる人は、そこそこ恵まれてる人が多いと思います。

だからわざわざ学ばなくても、生きられると思うんです。

 

最悪じゃないけど、悪くはないという生活なので

今きつい思いをして学ばなくてもいいんじゃないかと

心のどこかで思っていて、やらなかったりするわけですよ。

 

 

そんな前提があるので

何かをスタートする時に強い負荷がかかったりとか

気合いを入れなきゃいけなかったりとか

覚悟が必要なものっていうのは、あんまりやろうと思わないですよね。

 

参加するのに必要な覚悟はいいんですけど

学び続けるのに覚悟が必要なものだときついんですよ。

 

例えば夏休みの宿題で言ったら

漢字ドリル一冊やってきてくださいねって言われたら、きついと思います。

 

学校の宿題のような

強制的にやらなきゃいけないものだったらやるんですけど

自分が選択したものだったら

途中で諦めても何のペナルティもないから、たいしたダメージもないんですよね。

 

本当に困窮してるわけでもないから。

 

例えば本当に仕事がなくて

仕事をするために最低限この技能が必要で

最後になけなしのお金を出したっていう状況だったら、多分やると思います。

 

それがなくても実は生きていけるから

講座も習い事も学びも、途中で挫折するものもあるんじゃないかな。

 

私も過去に続かなかったことがありました。

英会話スクールは1年の契約をしたけど、半年もしないうちにやめちゃいました。

 

 

逆に、たとえ(7桁するような)高額な学びであっても

そこに力を入れようと思ってちゃんと取り組めば

分散していろんなことをやるよりも

成果を出せるものがあるっていうことも分かりました。

 

どんな学びを取り入れたらいいかとか

どういうことをしていったら自分の人生が良くなるかを試行錯誤しながら

いろいろ見てみるのもいいんじゃないかなって思います。

 

先日、次期コミュニティの申し込みが終了してメンバーが揃いました。

 

最後まで悩んで申し込みしてくれた方もいたんですけど

その方にとっては勇気がいったと思います。

 

その方が

「もし最悪、学びにならなかったとしても

一生から見たらそこまで大きな額じゃないと思った」

って言っていて、その視点は大事だなと思いました。

 

参加してよかったって言ってもらえると思うんですけど

最悪のパターンを考えるのも大事だと思います。

 

「払ったお金を無駄になってしまったかも」

って思うことがあったとしても

人生レベルで考えたら、無駄にはならないんですよね。

 

何事もやらないで、いいとか悪いとか評論するよりは

ちゃんとチャレンジして、自分の体に染み込ませて

分からせてあげるっていうのが大事だなって思います。

 

まとめますと

「楽しくない学びは続かないし、学んでみて分かることもあるよ」

っていうことです。

 

その学びに投資することが自分に合っているかとか

長い目で見てあげて分かることもあります。

 

「合う、合わないも学んでいる」ということなので

どんなことからでも学べることがあると捉えて

進めてみるといいんじゃないかなというふうに思います。

 

 

本日は以上です。

 

それでは、またー!