この記事は以下音声をテキストにした記事になります。
今日は「幸せな勘違い」についてお話していきます。
大体、物事は「幸せな勘違い」によって展開されていくと私は思っています。
例えば、私と夫ですが今結婚7年目で、かなり仲いい方だと思います。
いろんなことを話したり、くだらないことで笑ったり
恋人って感じではないんですけど
パートナーという表現がピッタリな2人になれているのかと。
夫が私のパートナーになったのも、お互いの勘違いから生まれてるんですよね。
夫が私に告白をしてくれたのがお付き合いを始めたきっかけですが
たぶん夫は元々私のことを好きじゃなかったんですよ。
私が「ご飯を一緒に食べに行きましょう」って誘ったんですけど
夫は少なからず私が好意を持っていると感じたと思うんですよね。
好意を持たれているっていうふうに思ったら
自分も気になってきて勘違いして好きになってくれたんだろうなって思うんですよ。
夫が告白してくれてお付き合いしたら
今度は私の方が「この人と一緒にいたいな」っていう気持ちが強くなって
「この人とだったら絶対幸せになれるし、私も幸せにしてあげられる」
って、おこがましいけど勘違いしたんですよね。
勘違いして「結婚しようよ」って話をして、結婚したんですよ。
そんな感じで、今の自分は作られてると感じます。
仕事についてもね、元々何かがあったわけじゃなくて
私の近くにいる人が私のことを
「クマちゃんって、本当にすごい人だよ」とか
「クマちゃんって、どんどんいろんなことをやっていけるんだよ」みたいに
いい感じの勘違いをしてくれたことによって私も調子に乗ることができたんですよね。
調子に乗るって悪い意味じゃなくて
自分の波に乗って進むことができたなって思います。
私よりも先に、私のことを勘違いしてくれる人が現れたから
その幸せな勘違いによって、今の自分って出来上がってるんだなって思います。
何かを言われた時に、すごくいい感じに勘違いする人もいれば
悪い感じに勘違いする人もいると思うんですよね。
例えば恋愛の相談でも
「彼は私のことを好きじゃないからこんなことを言ってきて
私のことを大事にしてくれないからこんなことを言ってくるんです」
みたいなかんじで、事実と解釈をいい感じにごちゃ混ぜにして
話してくる人もいるわけです。
それって「彼は私のことを好きじゃないはずだ」っていうのを前提に
全部物事が展開されていくから、彼がどんないいことをしたところで
あなたは全部邪魔をされてるとか
よく思ってくれてないっていう感情になるし
彼のどんな行為もそういうふうに受け取るんだと思うっていう話をしたんですよね。
彼女が夜ふかしをしてて
「いつまでもそんなことをやってないで、早く寝なよ」って言うのも
もしかしたら彼女の体調を気遣って言ってることかもしれないのに
「私のやりたいことをやらせてくれないなんて、全然私のことを大事にしてくれてない」
みたいに感じちゃうかもしれないんですよ。
何をしてても幸せな勘違いができる人が強いんですよね。
例えば自分で仕事をしていても、いろんな人が現れて
自分にいい評価をくれる人もいるし
「あの人一体何なの?」って思われることもあります。
でもそういうふうに思われた時に
身に覚えのないことを言われたらちょっと腹が立つかもしれないんですけど
「そんなに他の人に気にされるぐらい、私って気になる存在なんだな」
って捉えれば、何とも思わなくなります。
噂する方よりも噂される方がうまくいくじゃないですか。
だから「私はうまくいく方の人間なんだな」ぐらいにしか思ってないです。
そういう勘違いが
「どういうふうに生きていくか?」
というのを決めていくんじゃないかなって思いました。
どうせ勘違いするんだったら
幸せな勘違いをした方がいいと思うし
幸せに勘違いしてる人を周りに置くと、何があっても
「これは自分が乗り越えるべきタイミングなんだ」とか
「私にとってのチャンスなんだ」っていうふうに思えるから
何をやってもラッキー!みたいな感じの気持ちでいれると思います。
これを聞いてる方もぜひ、幸せな勘違いをし続けてみてください。
本日は以上です。
それでは、またー!