今の自分>10年後の自分

この記事は以下音声をテキストにした記事になります。

 

#407 今の自分>10年後の自分

 

今回は「10年後のことなんて誰にも分からない」ということについてお話していきます。

 

会社員の時の目標面談だったりとか

転職する時とかに聞かれてたことなんですけど

「あなたは10年後どうなっていたいですか?」っていう質問

すごく答えづらいって思ってました。

 

10年後なんて、誰にも分かんないじゃないですか。

 

私は今40歳だけど、30歳の時に今の自分を予想できてたか?

と言ったら、1ミリも予想できませんでした。

 

例えばライフスタイルのところで言うと

今は夫と子どもがいるわけですが

結婚しない可能性

子どもを持たない可能性も大いにあると思っていました。

 

仕事も転職するかもしれないって思ってたし

独立するとは思ってなかったですよね。

 

30代中盤ぐらいから、40歳までには独立したいなって言ってたんですけど、結局35歳で独立してるんで、思ったより前倒しでした。

もしかしたら地方に住むかなって思ってたけど、住まなかったです。

 

10年後は誰にも分からないですよね。

子どもだって、どんな性格の子が産まれるか分かんないし

自分の考え方の変化とかもあったりすると思うし。

 

都会でバリバリ働いてた人が田舎で自分で野菜を作って

育てて食べるみたいな生活をするかもしれない

 

本当に人ってどこで何がどう変わるか分かんないから

だからそれを聞かれるのが、すごく嫌でね。

 

なんなら今だって、3年後のことを予想できないし

見えているのはせいぜい半年後ぐらいです。

 

コロナが流行ったのが2020年

今から3年前になりますけど

10年前はコロナがやってくるということすら、予想できなかったじゃないですか。

 

予想できなかったので

会社に行って仕事をするのが普通だとか

女の人は時短勤務が普通だと思っていたけど

 

コロナでリモートが可能になってから

通勤時間がなくなってフルタイムで働ける人も出てきたと思いますし

私が今やってるみたいなオンライン講座も出てきました。

 

情報商材っていうと

ちょっとしたPDFだったりとか資料みたいなイメージがありましたよね。

 

動画で何かを教えたりとか、個人が自分でサイトを作れるっていうこと自体、私はすごいことだなっていうふうに思っています。

 

そのぐらい時代の変化っていうのは大きいから、読めないですよね。

 

どんな時代になるかなんて分からないし

自分がどんなふうになるか分かんないから

「10年後どうなっていたいですか?」って質問はあまり意味がない

 

逆にその質問をしてきた人に

「あなたは10年後どうなっていたいんですか?」っていうのは聞きたいです。

 

未来は読めないからこそ

自分はこの先どうなるんだろう?って思うぐらい

興味関心のもとに動いてみることをオススメします。

 

私は興味関心のもとに動いてたことによって

今の自分が取り得る中で最適な道を選ぶことができたなっていうふうに思ってます。

 

今から10年後

50歳になった自分が何をしてるかとか

どこにいるかとか誰といるか全く分かりませんが

自分がその時取り得る最善の選択をできているんだろうなっていうふうに信じています。

 

それは今までの自分がそうしてきたから。

よく家を買う時に作るライフプランニングのシミュレーションとかあるじゃないですか。

あんなの当てにならないです。

 

物価がどうなってるかも分かんないし

急に家族が大きな病気をするとか働けなくなるとか、そういう可能性もゼロではないし。

 

ライフプランニングってあんまり意味ないなって思います。

 

あえて言うんだったら

資産運用で年利何%増えるから将来このぐらいの額になるなとか

そのぐらいのシュミレーションだったらできると思います。

 

だから私は家は買わないです。

 

家を買うって、私からしたら仕事を辞めるよりもリスクがあると思います。

 

だって家を買うことによって、仕事を辞められなくなったりする人が多いじゃないですか。

 

どんどん人生の動ける範囲が狭まってる気がしちゃうっていう

その気持ちを背負いたくないんです。

 

私がいつも自由な判断をできるのは、あんまり物を背負ってないから

 

家を買って、車を買って

子どもをこんな学校に通わせてっていうのが

強ければ強いほど、自分の動ける範囲が狭くなると思っているので

 

その辺はかなり柔軟に考えているところはあります。

 

10年後20年後どうなっていたいかっていうのを考えるのは

悪いことじゃないと思うんですけど

読めないものは読めないから

今の自分がちゃんと最善の選択を取るっていうことです。

 

今の自分をセーブして、将来の自分がすごくよくなるっていうことは考えにくいですよね。

節約もあんまり好きじゃないのは

節約しててそこに未来があるのかって思っちゃうから。

 

よく浪費とか消費、投資とかって言いますけど

浪費しないように生きてったら

間違えないように生きていくみたいな感じのニュアンスにとれるので

そうすると何もできなくなるんですよね。

 

それが浪費なのか消費なのか投資なのかよく分からなくても

自分の心の赴くままにお金とか時間を使ってみると

そこから新たな展開が生まれる可能性があるんですよ。

 

確実なものに投資しようとする人ほど

得られる結果っていうのは限定的なものになります。

 

よく分かんないものに投資をするからこそ

よく分かんないことになるっていうことです。

 

だから節約思考とか予算思考って、ちょっと危険だなって思います

 

何よりも貴重な自分っていう人間の可能性を狭めていることになるので。

 

よく分からないけどやってみる

ワクワクするから怖いけど選択してみるっていう方がいいんじゃないかなーと思います。

 

10年後がどうかを目指すよりは

今の自分が楽しめることをやっていくことを強く強くおススメします。

 

 

本日は以上です。

 

それでは、またー!